管理番号 | 中古 :Z2139767605 | 発売日 | 2025/02/06 16:03 | 定価 | 8580円 | 型番 | 35883620468 | ||
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ルイ・ジャド社のワイン造りの目的は、自らが誇りとするブルゴーニュの真のテロワールを、それぞれのワインを通じて表現することであり、長い将来にわたってそのテロワールが維持されていくことです。そのために、20年以上前から化学肥料や農薬の使用を排除し、伝統的な手法を採用してきました。数年程前からは、ボーヌ周辺など一部の畑でビオディナミ農法を実践しています。醸造は天然酵母を使用し、じっくりと時間をかけて行います。1997年にはボーヌ郊外に最先端の設備を備えたラ・サブリエール醸造所が、また、2008年にはコート・シャロネーズのジヴリにブルゴーニュ・ジェネリック専用の醸造施設を完成させ、2019年にはシャブリ地区にシャブリ専用のヴァルヴァン醸造所を新設するなど、ルイ・ジャド社のワインの品質をさらに高めるに至っています。 | ||
ルイ・ジャドのラベルで販売されるワインは、すべてブルゴーニュ地方のA.O.C.格付けのワインで、ローマ神話に登場する酒神バッカスのデザインが施されています。これは、ルイ・ジャド社が創設当初から、グラン・クリュからシンプルなA.O.C.ブルゴーニュに至るまで、すべてのアぺラシオンに対して同等の価値を置き、同等の熱意を持ってワイン造りを行っていることを示しています。縁取りが施されたバッカスの顔と淡いイエローのラベルは、一目でルイ・ジャド社のワインであることが分かります。 | ||
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2018年は、ブルゴーニュ赤の当たり年!! |
レ・ドラゼの畑は、プルミエ・クリュであるサンティエとボードの畑に隣接し、東、南東を向いています。 石の多い、石灰岩と砂利で構成された土壌で、ルイ・ジャドの経営者であるガジェ家の所有畑です。 |
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2000年秋、ルイ.ジャド社を訪問しました。その時、年間僅か約600本しか生産されないのに、30年間もの長い間同社の地下セラーでほとんど動かされずにじっくりと熟成した1971年ミュジィニー【Musigny】 グラン・クリュ赤を飲むチャンスにめぐり合いました。造られてから全く旅をせずに長期熟成したワインを味わえたのは、現地だからこそ可能だったのですが、醸造元が我が子を育てるように沢山の愛情を注ぎ込んで大切に保管していたワインはこうも違うものか・・・と 私は本当に驚きました。それはもう、この世のものとは思えない飛び切り上等な味わいでしたし、部屋中いっぱいに広がるスミレのような花の香り、そしてひとたび口の中に含むと完熟イチゴのような果実的な風味・・・その優雅さに感動【・・・と申しますか脱帽】してしまいました。 あまりの美味しさに 『何とか同じワインを一本譲って欲しい(購入したい)』とお願いしたところ、たとえ高額な金額をお支払いいただいたとしても出来かねる旨の丁重なお断りに加えて、『日本に帰ったら、今飲んだワインの感動を一人でも多くの方に伝えて欲しい。お願いします。』とご返事をいただきました。自然と共にワインを造らせていただいていると言う一流醸造家の謙虚な姿勢に接して、ミュジニー・ファンの私は、さらにミュジニー大ファンとなりました。 このページの『シャンボール・ミュジニー・レ・ドラゼ 2018』は、同社のフラッグ・シップ的存在のミュジィニー ・グラン・クリュと同様に優雅で果実的な風味の片鱗をのぞかせています。 ところで写真左の2000年産のミュジィニー ・グラン・クリュが真価を発揮するのは、10年から20年位の熟成を経た後だと思いますが、もしこのワインを手に入れる事ができた方には、長い間決してボトルを動かすことなく 大切に保管して、来たるべき日までじっと忍耐をもって待つことをオススメしたいです。ワインセラーを購入したからと言って”へそくり”を確かめるように何度も取り出してボトルを眺めてはいけません。熟成にはボトルを動かさないことが大切なのです。また、10年から20年位先にこのワインを購入する時は、温度&湿度を管理できるセラーを持った信頼のおけるショップから購入されることをオススメします。 |