管理番号 | 中古 :Z4970953910 | 発売日 | 2025/02/05 04:46 | 定価 | 8320円 | 型番 | 35894266203 | ||
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カテゴリ |
ゴッセ Gosset |
マロラクティック発酵はしない 「ゴッセ」はマロラクティック発酵を行わない。『リンゴ酸は葡萄本来が持つ自然な酸。この酸は熟成させることで長い余韻と深みを与えてくれる』
通常葡萄に含まれるリンゴ酸は3~5g/l。マロラクティック発酵を行う事でリンゴ酸は1g/l以下にまで減少してしまう。『マロラクティック発酵はワインを温め、培養乳酸菌を加える必要がある。更に発酵後にはスーティラージュも必要。これによって葡萄本来のピュアな味わいは失われる』
「ゴッセ」では1次発酵後、ワインを10度以下に冷却する事でマロラクティック発酵を抑えている。デゴルジュマン時の総酸量は6g/l(通常のシャンパーニュは3~4g/l)。
70村200栽培家の葡萄を厳選モンターニュ・ド・ランスとコート・デ・ブランが中心。70の村、200軒以上の栽培家から購入しており、若手注目株の造り手「クレモン・ペルスヴァル」も「ゴッセ」の仕事を認めていて葡萄を売っている。本拠地アイ村から30km圏内のグラン・クリュやプルミエ・クリュが主体だが「コート・デ・セザンヌ」や「ヴィトリィ・ル・フランソワ」のシャルドネも注目している。『コート・デ・ブランをベースに2つの他地域のシャルドネを加える。コート・デ・セザンヌのシャルドネは骨格と厚みを、ヴィトリィ・ル・フランソワのシャルドネはしなやかさを与えてくれる』
ピノ・ムニエはエペルネに近いオーヴィレ村などマルヌ河右岸の村を選んでいる。『チョーク質のムニエは粘土質のムニエと比べて骨格がある。モンターニュ・ド・ランス北部のシャムリィ村などの砂地で育つ軽やかなムニエと合わせて使用することでバランスする』
マルヌ川に沿って西へ行くほど葡萄の価格は下がるが、葡萄の酸が減り凝縮度に欠けたものになる。その為「ゴッセ」ではシャティヨン・レ・バスティーユより東側の葡萄のみ使用する。
平均60ヶ月長期瓶内熟成 2016年より醸造責任者を務めるのは「オディロン・ド・ヴァリーヌ」。前醸造責任者「ジャン・ピエール・マレネ」と10年以上共にワインを造り、彼の理念をそのまま引き継いでいる。『我々のシャンパーニュは長期瓶内熟成が必要。シャープで質の高いリンゴ酸は若い内はやや攻撃的だが、瓶内熟成させると次第に旨みに変化する』
長期間の瓶内熟成が、彼等のシャンパーニュに独自の旨みをもたらす。一般的なシャンパーニュは15ヶ月の瓶内熟成後直ぐにリリースされるが、「ゴッセ」ではベーシックな「グラン・ド・レゼルヴ」でも最低48ヶ月。平均60ヶ月以上の長期瓶内熟成を行っている。2016年には180ヶ月以上瓶内熟成させたノン・ヴィンテージシャンパーニュをリリースした。『NVシャンパーニュが熟成しないと考えるのは間違いだ。良質の酸を残した原酒を使えば、NVでも熟成により偉大なシャンパーニュになる』
「ノン・マロラクティック発酵」というスタイルは決して変えない。しかし常に新しい事へも挑戦していく。
品名 |
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ゴッセ ドゥゾン ド カーヴ ア ミニマ ブリュット(2006ベース)[N.V]【ギフトボックス】 |
ワイン名(原語) |
GOSSET 12ans de Cave a Minima Brut |
タイプ |
スパークリングワイン・辛口 |
内容量 |
750ml |
産地 |
フランス・シャンパーニュ |
品種 |
51%ピノ・ノワール、49%シャルドネ |
商品説明 |
12年と言う最長熟成させたノン・ミレジム デキャンタ誌世界のベスト7位!「12ド・カーヴ・ア・ミニマ」に使われた畑はアヴィズ、クラマン、メニル・シュール・オジェ、ヴィレール・マルムリーのシャルドネ。ピノ・ノワールはアイ、ブジィ、ルーボワ、アンボネイ、ヴェルジィ。ほとんどグラン・クリュです。 ベースワインは2006年。長期熟成向きだったので90%以上は2006が使われています。2007年にアッサンブラージュしてティラージュ。2019年12月にデゴルジュマンされ、約1年間地下セラーで寝かされてから出荷となりました。ドサージュは7g/L。 12年間の熟成はフレッシュさを失わずにワインらしさや表現力を最大化させるためのもの。自然の還元を抜けて最良の状態になっているが、お好みによって少しデキャンタに移して空気と触れさせることでワインとしての複雑さをより感じて頂けるはず。 |
備考 |
気温の高い時期はクール便での配送をお勧めいたします。 |