管理番号 | 中古 :Z6649913203 | 発売日 | 2025/02/16 22:48 | 定価 | 14135円 | 型番 | 35915254588 | ||
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5代に渡って受け継がれる、徹底した品質主義
イタリアワインの生産者として、間違いなくトップクラスの地位を不動ものとしているガヤ。ガヤの歴史は、17世紀半ば、ガヤ・ファミリーの初代、ジョヴァンニ・ガヤ氏がスペインのカタルーニャ地方からピエモンテに移住してきたことから始まりました。
ジョヴァンニ氏は1859年にワイナリーを創設、2代目の時代には、現当主であるアンジェロ氏の祖母、クロチルド・レイ女史もワイン造りに参加し、徹底して品質にこだわるガヤスタイルのワイン造りの基礎を造り上げました。
そして3代目、アンジェロ氏の父にあたるジョヴァンニ氏の代に、現在もガヤのフラッグシップであるキュヴェ、バルバレスコが高い評価を受けたことによってイタリアワイン界のトップとしての地位を確立、同時に「ソリ・サン・ロレンツォ」や「コスタ・ルッシ」などの畑を購入し、ワイナリーを拡大しました。
そして4代目、現当主のアンジェロ氏の時代。
1961年からワイナリーに携わっていたアンジェロ氏は、バリック樽の導入や、単一畑のワインの生産など、様々な改革を実施。ピエモンテの伝統的なワイン造りを守りながら、革新的な設備や技術を取り入れ、世界中から認められる存在となりました。現在は、後継者である3人の子供たちとともにワイン造りを行っています。
また、1990年代には本拠地のピエモンテだけではなく、トスカーナ州にも二つのワイナリーを購入。
現在、ピエモンテには250エーカー、トスカーナには67エーカーの畑を持ち、両方の産地から世界的高評価を得たワインを数多く造り出しています。
世界中から支持を受け続ける、ガヤ・ファミリーの原点、バルバレスコ
創立当初より、ガヤ・ファミリーの偉大な祖先達の先見の明によって少しずつ集めてきた素晴らしい畑の集大成であるバルバレスコは、ガヤ・ファミリーの原点であり、彼らが最も大切にしているワインです。
バルバレスコの広大な畑の中には、明確な個性を持つ畑があることに気が付いた4代目のアンジェロ氏は、1960年代以降、特に個性的な3つの畑「ソリ・サン・ロレンツォ」「ソリ・ティルディン」「コスタ・ルッシ」をそれぞれ単一畑としてリリースします。
これらのワインは世界で初めて単一畑としてリリースされたバルバレスコであり、その圧倒的なクオリティの高さは世界中で熱狂的に支持されることとなりました。しかし、単一畑のワインがもてはやされ、スタンダードのバルバレスコが軽んじられることを憂慮したアンジェロ氏は、1995年に3つの単一畑をD.O.C.ランゲに格下げし、リリースする唯一のバルバレスコを1銘柄に定めるという決断をします。
14区画の畑のなかから厳選されたブドウをブレンドすることで「バルバレスコ」のテロワールを体現した、ガヤが唯一リリースするこちらのバルバレスコは、ガヤの妥協のないワイン造りの姿勢が見事に表現された、ガヤの原点にして「真のバルバレスコ」と言える逸品なのです。
それから約20年が経った2016年、今度はアンジェロ・ガヤ氏の後継者である愛娘のガヤ・ガヤ氏がD.O.C.ランゲとしてリリースされてきた3つの単一畑を2013年ヴィンテージよりD.O.C.G.バルバレスコとしてリリースすることを発表。
ガヤ・ガヤ氏は「時代は変わりました。
今が私たち自身で選択をするときです。
単一畑シリーズを昔のようにバルバレスコの名称に戻し、ネッビオーロにすべてを捧げ、その表現を高めていきたいのです。」とその歴史に新たな一ページを刻む決意を世界に表明しています。
伝統的でもなく、モダンでもない、完全なるガヤスタイル
こちらのキュヴェはバルバレスコにある14もの畑の中から、年ごとに優良な畑を厳選し、ブドウを使用しています。
同じバルバレスコでも、エリアによってテロワールの個性が異なるため、ブレンドすることによって複雑でバランスの取れたワインが生み出されるのです。
それぞれのブドウ畑から収穫されたブドウは畑ごとに別々に発酵、マセレーションを行い、12ヵ月の熟成の後ブレンド。
さらに12ヵ月間オーク樽での熟成を経てリリースされます。
ガヤがワイン造りを行う2大産地 ピエモンテ州とトスカーナ州
国際品種の栽培というニーズに着目!常に世界トップを目指す。
「ブドウが何であれ、土壌が良ければ質の高いブドウが育つ。世間の目をバルバレスコに向かせるためには、まず、よく知られているカベルネ・ソーヴィニヨンで注目させねばならない。」との考えのもと、アンジェロ氏はネッビオーロが植えられていたピエモンテの優良な畑でカベルネ・ソーヴィニヨンをはじめとする国際品種のブドウを育て始めます。
その目論見は見事成功し、「ダルマジ」が高い評価を受けるようになったことで、ガヤの世界的名声を高めることとなりました。
トレ・ビッキエリを最も多く獲得、イタリアワインで最高の評価
ガヤでは、最高の場所で最高のワインを造ることしか考えていません。
下から上までのラインナップというよりも、"常に最高の品質、かつワールドクラスのワインを造る”がコンセプト。
ブドウはすべて自社畑で造られ、トップキュヴェは悪い年にはワイン自体を造りません。
これはピエモンテ、ボルゲリ、モンタルチーノ、3つのワイナリーすべてにこのポリシーが貫かれています。
この徹底したポリシーにより、世界でも強い影響力を持つイタリアワイン専門のガイドブック、ヴィニ・ディタリア(通称ガンベロ・ロッソ)では、2,000以上あるワイナリーの中で最も多くのトレ・ビッキエリを獲得。
イタリアの数多あるワイナリーを差しおいて、「帝王」の名をほしいままにしています。
イタリアから世界へ!その野望は着々と、、、、
GAJAの世界征服が着々と進んでいます。
イタリアワインの帝王が造るシャルドネ100%のワイン。
「イタリア産でも熟成できる白ワインを」と造り始めました。
アンジェロ・ガヤ氏の祖母と娘にちなんで名付けられたこのワインは、他の単一畑のワイン同様に格付けはDOCランゲですが、ここまで見事なシャルドネにはなかなか出会えないでしょう。
間違いなく世界トップクラスといえるのではないでしょうか。
レモンやグレープフルーツの香りにトーストやバニラのニュアンス。
ふくよかで優雅な香り。
アンジェロ・ガヤ氏の実娘"ガヤ"と祖母の"レイ"に捧げるため「ガヤ・エ・レイ(GAIA&REY)」と名付けられたこのワインは、他の単一畑のワイン同様に格付けはDOCランゲです。
昔海底であったランゲ地方の土壌は粘土質、マール質、凝灰岩、砂質、硫黄を含むチョーク質と非常に複雑です。
この多様な要素の土壌がブドウの実に複雑味を与え、上品かつストラクチャーのあるワインを生み出します。
DOCランゲのテロワールを見事に表現した長熟のポテンシャルを持つガヤ渾身の白ワイン。
間違いなく白ワインとしては世界トップクラスと言えるのではないでしょうか。口に含むと、良く熟した果実の凝縮感としっかりとした骨格が感じられます。
エレガントな酸とシャープなミネラル感、アフターが非常に長いランゲのテロワールを余すところなく引き出したシャルドネです。ガヤ・エ・レイ・シャルドネ GAIA & REY CHARDONNAY 2020
実娘・ガヤと祖母・レイに捧げるランゲのテロワールを見事に表現した、「イタリアのモンラッシェ」と称される、イタリア産シャルドネの最高峰。
イタリアワインの地位の向上に最も貢献し、世界中の生産者の中でもトップクラスのガヤ。こちらはアンジェロ・ガヤ氏が初めて手掛けた、シャルドネ100%で造られた白ワイン。
エレガントな酸とシャープなミネラル感が魅力で、10年以上の熟成のポテンシャルがある逸品です。
良く熟した果実の凝縮感としっかりとした骨格。
エレガントな酸に迫りくるミネラル感。非常に長いアフター。
ランゲのテロワールを余すところなく引き出したシャルドネです。
10年以上の熟成ポテンシャルがありますので、若いうちはデキャンタをしてお楽しみください。
商品カテゴリ
商品コード
10001017-21