イギリスにおいてミッドセンチュリーを代表するブランド、G-PLAN(ジープラン)による、K・M・Wilkinsデザイン、チューリップコーヒーテーブルです。 1973年に発売されたG-PLANの隠れた名作、チューリップコーヒーテーブル。その名の通りチューリップの花びらのようなサイドフレームの美しく有機的なカーブと個性的なキャスターが特徴的。天板の下には大きめの収納スペースが備わり、テーブル周りの小物を置けてとても便利です。G-PLAN定番のコーヒーテーブルとは一味違った大変希少価値の高いモデルです。 ジープラン G-PLAN1898年創業の英国ハイ・ウィカムという町の「Ebenezer Gomme(エベネゼル・グーム)」社により 1952年に打ち出された家具ブランドです。1950年代の北欧家具ブームをイギリスで最初に取り込み1960年台にはロンドンの都市生活者の象徴と言われるほどの人気を集めました。「G」とはグーム社の頭文字、「PLAN」とはプランニング=「ライフスタイルを計画する」という商品コンセプトは単品はもちろんのこと、少しずつ買い揃えることによりトータルにモダンな部屋づくりが楽しめるという、当時としては画期的な発想でした。1987年には会社が売却され、紆余曲折を経てイングランド西部にある「G Plan Upholstery」がソファ類を、スコットランドにある「G Plan Cabinets」がキャビネットの製造を続けています。